建築皇帝 ハドリアヌス

 


ローマ近郊のチボリにある、このハドリアヌス皇帝の別荘(ヴィラ・アドリアーナ)は、西暦130年頃に建てられた。ハドリアヌスは、ローマ帝国の領土を視察して回り、旅の途中で見た美しい建築物を再現しようと、この別荘の建設を始めたといわれる。「海の劇場」と呼ばれる、円形の列柱廊で囲まれた宮殿で、ハドリアヌスは1人ここで瞑想した。

また、ナイル河で水死したハドリアヌス帝の愛した青年アンティノウスを偲んで、エジプトの小都市の名を与えられたのが、「カノプス」の池である。

海の劇場
「カノプス」の池をめぐる列柱と立像

(撮影 小堺 文彦)


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