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鳥が飛んだり、犬が吠えたり、花火が上がったりと、「楽しい出来事」と建築の表層が重なりあって見えることがある。もちろん表層のみならず、内部にまで透きとおって入ってくることもある。重なりあって見えた時に、表層が「楽しい出来事」に仕上がったと言えよう。
起こらなかったかもしれない出来事は、起こらないわけにはいかなかったような出来事より、すこしも面白くないわけだ。
合理性も非合理性も関係はない。運命のバランスを象徴的に回復させることが問題なのである。われわれはみな、この種の出来事が大好きなのだ。この意味で,出来事の悲壮感は善意でも悪意でもなく、ただ単に背徳的な集合的意志の表現にすぎないと思われる。
もしかすると、「神」がついうっかりこの場所に余分な風景を投げ捨てたものなのか?いや違う。幻想こそが根源的な規則なのだ。
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「楽しい出来事」 その1・・・始祖鳥が飛ぶ(2002・牛久市)
始祖鳥は鳥類最古の祖先と考えられる化石動物。
→JUST TODAY HOUSE ・ 不況に強いデザイナーズアパートメント
「楽しい出来事」 その2・・・踊るアプサラ(2004・越谷市)
アプサラは歌い踊る供養女。
→時空の舞踊
「楽しい出来事」 その3・・・吠えるミニチュアダックス(2003・草加市)
四肢が短く、胴が長い愛玩用のワンチャン。
→ペット愛好家のワンワン住宅
「楽しい出来事」 その4・・・手賀沼花火大会(2004・我孫子市)
真夏の夜の出来事。
→THE WAVE
「楽しい出来事」 その5・・・虹のかけ橋(2004・利根町)
大気中に浮遊している水滴に太陽の光線があたり、光の分散を生じたものが虹。
→虹のかけ橋
「楽しい出来事」 その6・・・泳ぐクリオネ(2003・越谷市)
1月下旬頃から流氷と共に北極圏からオホーツク海沿岸にやって来る流氷の天使「クリオネ」。体長は0.5センチから3センチ大になるものまでが、オホーツク沿岸では確認されている。寿命は1年から2年と言われ、気候が暖かくなり、流氷が北上すると姿を消す謎の多い生物である。
→シアタールームのある家
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→カフラー王に捧ぐ家

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