フンデルト・ヴァッサーの建築


直線や化学建材を極力使わず、大地とのふれあいを日々の生活に求めた、ウィーンの現代画家フンデルト・ヴァッサーの建築である。直線を不自然とする思想が貫かれていて、見ていて飽きない。いや、見るほどに住みたくなる。フンデルト・ヴァッサー ハウスは、ウィーンの市営住宅になっている。日本の市営住宅や都営住宅は、どこも似たりよったりだ。とても住む気にはなれない。
フンデルト・ヴァッサーハウス

クンストハウス・ウィーン
クンストハウス・ウィーンのトイレ

(撮影 小堺 文彦)