● ● ● ● ● 屋根下地の結露対策 ● ● ● ● ●


 

「MZG」計画の屋根施工中の状況です。仕上げはガルバリューム鋼板瓦棒葺、小屋の断熱材は、現場発泡の「フォームライトSL」を厚さ160ミリで吹付けています。仕上げ材と断熱材の間に通気層を38ミリの厚さで設けており、ここから屋根直下の空気が流れていく仕組みです。常時流れています。上から順番に、ガルバリューム鋼板、タイベックルーフライナー、構造用合板厚9ミリ、通気層38ミリ、タイベックシルバー、構造用合板厚12ミリ、タルキ208(184ミリ)、フォームライトSL厚160ミリです。断熱材の施工では160ミリジャストには吹けないので、実際にはタルキの厚み分180ミリ以上になっています。小屋を含めて、屋根部分に断熱性能の他、結露対策として遮熱、通気工法を施しているのが特徴です。

2008年 師走