● ● ● ● ● モデル「セブン ステップス トウ ヘブン」 ● ● ● ● ●


 

 

60段の階段を上がった、一番上の造成地に計画する「TJM」計画。模型にはないが、周囲の緑に、シルバーメタリックの外壁が西日を帯びてキラリと輝く。緑と呼吸する、茶やベージュはあえて避けて「輝き」を採用した。とても眩しい。不協和音?いや、そんなことはない。ビル・エヴァンス的ではなく、むしろ、セロニアス・モンク的といえる。
いつも、100のスケールで作っているが、これは200の模型。200分の1であるから、模型の1センチが、実際の2メートルになる。すなわち、屋外のブラジルイペかレッドシダーで作ろうとしている階段幅は、模型では5ミリである。これには苦労した。

                         2007年 霜月